感受性のフィルター

by Kazumoto on 08/27/2012
はてなブックマーク - 感受性のフィルター

ここ2週間ほど、食べたら吐く、食べなくても吐く、寝ても覚めてもいつまでも船酔いしているような、ヒドイ体調が続いていました。

どういうわけか、体調の良し悪しと、精神状態の安定・不安定はシンクロしがちです。しかし、どちらも悪い状態になってしまうと、浮上するキッカケがつかめず、大変なことになるので、どうも体調が悪いと感じた時は、同時に精神状態をチェックするようにしています。「体調は悪いが、まだ精神的には大丈夫」なのか、「すでに精神状態まで落ち込んでいる」のか、そんなことを確認するようにしているわけです。

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私の場合ですが、この確認にEvernoteを使っています。なぜかというと、私は、興味を惹かれた記事やら画像やらをクリップするのが癖になっているのですが、精神状態が落ち込んでいる時にクリップされたものは、元気な時のそれと明らかに違うからです。

元気なときは元気を後押ししてくれるような、読んで元気をもらえた記事が多いのですが、落ち込んでいるときはいわゆる「閲覧注意」と警告があるような記事や画像、具体的には「戦争」「飢饉」「災害」など、「死」や「悲劇」の記事が一気に増えるのです。直近にクリップした記事や写真の傾向から、精神状態を推し量っているわけです。

面白いことに、ヒドく落ち込んでいるときにクリップしたものを良く見てみると、その悲劇に怒っているわけも、コレは大問題だと憤っているわけでもありませんし、「他人の不幸は蜜の味」というわけでも、その人達の悲劇と比べて、自分を鼓舞しているわけでもないことがわかります。

なぜなら、これらの記事には普段なら必ず書かれているはずの「何がひっかかったのか」がメモされてはいないのです。どうやら何も感じず、ニュートラルに、フラットに、ただただ淡々と作業的に、こうした悲劇に関する記事や写真をクリップしているだけだということが伺えるのです。

精神がまだ大丈夫で、体調だけが悪いようであれば、立て直すのは比較的容易です。どうも体調が悪いと感じた時、切り分けの意味でも、エアコンのフィルター掃除と同じような感じで、感受性のフィルターが目詰りを起こしていないか点検し、掃除をしてあげることも必要です。

健康な時の日々の癖や習慣というのは、異常を間違い探しのように見つけるとき、大事な基準となってくれるようです。

私の場合はEvernoteですが、日記の人もいるでしょうし、メモの人もいるでしょうし、描いた絵がフィルターだという人もいるかもしれません。

感受性のフィルターの位置は確認しておくに越したことはないと思います。

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