速報プチ書評-EVERNOTE「超」仕事術

by kazumoto on 08/11/2010
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先行販売分をつい先程ゲットし、一気に読み終えたました。速報でご紹介します。皆さんご存知、知的生産を見つめ直すブログ「R-Style」主宰され、シゴタノ!で「R25世代の知的生産」を執筆していらっしゃる、倉下忠憲さんの処女作『EVERNOTE「超」仕事術』です。

EVERNOTE「超」仕事術
EVERNOTE「超」仕事術
倉下忠憲 著
シーアンドアール研究所 2010-08-18
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EVERNOTE本と言えば、インプレス社から出ている『Evernote白本』『Evernote黒本』や日本最強ライフハッカー3人(@mehoriさん、@nokibaさん、@shigotanoさん)のEVERNOTE愛がたっぷりつまった『EVERNOTEハンドブック(電子書籍)』の3冊がつとに有名ですが、そこに割って入ったのがこの本です。

一言で言うなら、この本はEVERNOTEをコアとした21世紀版『知的生産の技術』」と言えるでしょう。先行する3冊がどちらかと言えばEVERNOTEに如何に情報を貯めていくかを扱ったものに対し、貯めた情報を「活かす」方に力点をおいています。しかも「仕事にどう活かすか」に焦点を絞っているのが異彩を放っているポイントです。さすがに先行する3冊が使い方として取り上げたユースケースと、全く被っていないかと言われればそんなことはありませんが、こと「仕事」という観点で見た場合、本書に分があるように思えます。

ひとつの仕事をするにあたって、集まってくる情報は年々多くなっています。名刺を筆頭に、関連する書類やメールもそうですし、写真、音声、動画、Webといい加減手に余る量になっています。小さなプロジェクトでも100や200はすぐに集まってしまいます。そこで著者はEVERNOTEを「データベース」として仕事に活かす方法を提案します。とにかく集めておけばOKというよりは、集めた情報をどうやって引っ張り出してくるのか、情報をどう活用すれば良いのか、仕事で使うためにどうやって整理したら良いのか、ココを扱ったChapter3が本書の最大の読ませ場(?)です。

EVERNOTEにドンドン情報を集めるのは良いのですが、見返さない、考え直さない、利用しないのでは単なる情報の墓場です。そう考えていくと、著者の提案する分類の仕方や、「あとでどう使うか」という視点での整理術の重要性が腑に落ちます。

主催されているブログ「R-Style」でも度々EVERNOTE企画を開催していた著者ならではの使い込み方が満載です。しかも愚直なまでに「仕事」への活かし方、知的生産という観点からEVERNOTEがどう役に立つのかをわかりやすく平易に書かれています。「仕事」にどうやって使かったら良いかと悩まれている方は、この本を読んだ上で、自分の集めた情報について考えなおしてみると、自分なりの使い方を構築する足がかりになると私は思います。

おまけ:倉下さんのノートブックやタグの作り方に興味津々。[下書きなう]というノートブックが気になります(笑)

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