プチ書評−ノート本の頂点にして新たなる伝説の始まり『モレスキン「伝説のノート」活用術』−

by kazumoto on 09/12/2010
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Lifehacking.jp堀正岳さんと、Moleskinerie.jp中牟田洋子さんという、きっと世界でも指折りのモレスキン好きのお二人によって書かれた本、『モレスキン 「伝説のノート」活用術』がようやく手元に届きました。Amazon遅すぎ!一読し終わりましたので、ちょこっと感想めいたものを書いておきます。

3年くらい前からでしょうか「ノート」について書かれた本が良く売れているようです。『東大合格生のノートはかならず美しい』とか『情報は1冊のノートにまとめなさい』だとか『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』だとかがすぐに頭に浮かびます。手帳術まで含めるともっとたくさん思い浮かびますね。どれも読みましたが…です。

さて、この本は題名からすると、ノートに関する本ですが、昨今のノート術系の本とは出発点も目的地も違う全く新しいノート本です。ノートに関する本としてはコレがひとつの頂点と言えるでしょう。向こう5年くらいは、これを超えるノート本は出てこないのではないでしょうか?ノートについてアレコレ書くことさえ難しくなってしまうだろうと感じます。

モレスキンを通して書かれていることは「あなたのInboxはどこにありますか?」ということです。そして人生のパートナーとしてモレスキンを使うことの魅力について書かれた本です。巷に溢れるハウツーノート本とは、こう言っては何ですが、レベルが違うというか、競技が違うといった感じさえします。

モレスキンを使ったら仕事が出来るようになるわけではありませんし、この本に書かれたことを知らなくても生きていけます。しかしモレスキンは人生を楽しくしてくれるよ!と言われた感じがします。仕事云々といった狭小な視点ではなくて「このノートいいんだよ!使ってみてよ!」というフレンドリーな姿勢で、この不思議な魅力のあるノートを使うことの楽しさを教えてくれる一冊に仕上がっています。

堀さんの著作はどれも「Inbox」について書かれています。『iPhone情報整理術』も『Evernote白本』『Evernote黒本』も記憶のInboxとしてのiPhone活用法・Evernote活用法を書かれていたわけです。そしてこの『モレ本』ではノートに書く以外ではキャッチできない人生のかけらを受け止めるためのモレスキン活用法を扱っているというわけです。

iPhoneやiPad、キンドルなど、デジタル全盛というか、デジタルがアナログを駆逐するような論調が幅をきかせています。しかしデジタルが進めば進むほど、「感性」や「人間性」というものを見つめ直す必要が増えてくるのではないかと思います。そんな時、傍らにモレスキンがあったなら、きっと素直にありのままの自分をメモできると思うよ!そんな著者+編集者の「モレスキン愛」がたっぷり詰まったとても魅力的な一冊です。

さて、この感動を、読了後の幸福感を「マイ・モレスキン」に書き込むことにしますね!!

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